野々原茜がこんなにも愛しい⑥


 …さて、また間が開いてしまいすわエターナるかと思ってしまったところでしょうか。大丈夫、生きてます。更新の度にこれやってるのも何やら阿呆くさいので、ささっと本題に移ります。

今回は、茜ちゃんが日頃プロデューサーに対してどういう態度で接しているのかという話をしたいなと思います。

◎対プロデューサー

 とはいうものの。以前私の書いた記事、『野々原茜がこんなにも愛しい① 』の中で、ウザい?という内容と関連付けて不遜というか高慢というか、ともかく上からグイグイくるスタンスで接してくる、という話をしました。これは特別最初だからだとかまだ親しくないからという事は無く、茜ちゃんだし?仕方ないよね?と昔も今も変わらず。この態度の由来の一端についての考察は上記記事内にてやっておりますので、お時間がありましたらそちらも目を通して頂けるとこれ幸いに存じます…。

 それではここでは何を話すのかと言えば、上述した接し方以外のお仕事におけるプロデューサーへの接し方や態度、そして野々原茜ミリオンライブ内アイドル達の中でもトップクラスのプロデューサー好き好き勢(命名:私)であるという点についてです。

・自信と本気

 まず茜ちゃん自身は、それが絶対の自信か慢心かはともかくとして、アイドル活動において上を目指すという過程で、とりわけプロデューサーを必要とはしていない(と自負している)と発言をしています。それってどうなの?本気?出来るの?という点を、茜ちゃんの発言と行動から考えて見たいと思います。


PSL編劇場活動etc.

 自分だけだったらトップなんて余裕であるという自信の表れ。これは後述の内容に関連する部分ではありますが、ここでプロデューサーを見下している訳でも見放している訳でもない点に注目。
 他にもこうしたある種根拠のない自信がうかがえる様子として、全力あるいは本気を出すことを常にセーブしている(と口では言っている)場面が多く見受けられます。





 こちらは共に営業時のセリフ(下段は一定親愛度達成で解放)
基本的に本気は出さない様子。何故半分なのかは分かりません。まぁ三割とか九分九厘とか刻まれても余計困惑するでしょうが…。



 次いでこちらは、営業エリアボスとして登場した際の対決前の一幕。
ここでは本気を出す宣言をしており、どこでも構わず出し惜しみをしている訳では無い事が伺えますね。

 いいタイミングなので、ついでのようで恐縮ですが少しわき道にそれたお話を。

 そもそも、なんでこんな「本気出してないから!」発言をするのか。こうした発言は、我々にも…訂正、私にも経験があります。所謂"保険"ですね。失敗をした時に言い訳が出来るような前提を予め提示しておく。自分を下げておくのです。『なんで失敗したの?』『言ったじゃん、本気出してないって』『本気出せば余裕だよこんなの』若干苦しくはありますが、まぁ体裁は保てているでしょうか。

 もう一つ。これは成功した場合の話ですが、予め自分を下げておいた上で成功、もしくは勝利など、華々しい結果を収める事が出来た場合、鼻高々に自慢が出来ますよね。対・人であれば俗にいう"煽り"行為も容易に出来るでしょう

 捻りなく考えればこうして自身のメンツを守るための発言、ともとれるでしょうか。でもここでは茜ちゃんの事を考えています。茜ちゃんベースの思考をしましょう。…と来ればここはやはり、目立つためという解釈になるでしょうか。
 先手を打って『私は本気を出していない(あるいは出さない)』宣言をしておくことで、なんだコイツはと目を引く事でしょう。そしてパフォーマンスがどうあれ、少しは気になって目を向けてもらう頻度も増えるでしょうか。そして結果がどうあれ、一度は気にかけてもらえるでしょうか。
 ここでちょっと気にしておきたい点としては、『本気出さない』と口に出す事と、実際のパフォーマンスが本気かどうかというのは、別問題であるという点。目的があくまで目を引く事にあるなら、この発言をする時点でその目的は達成されてますよね。

 例としてライブパフォーマンス前にこの発言があった場合。茜ちゃんのその発言を聞いたうえでパフォーマンスを見た人は、その人の想定より下回っていた場合(素直に受け取るなら)あぁ、この子はもっと良いパフォーマンスを本来してくれるのだなと次に期待をしてくれるようになり、想定を上回っていた場合はこれで手を抜いてるって言うのか!?本気を出したらどうなるんだろうと、これまた次を期待してくれるようになりますかね。そして当の茜ちゃん自身のパフォーマンスが、茜ちゃん自身にとっての全力であろうがなかろうが、それは関係なくなります。まさしく言ったもの勝ちです。策士ですねこれは…。

 さて、話を戻しましょう。
茜ちゃんが仕事においてプロデューサーを必要としているのかというお話でしたね。本気を出せばプロデューサーなんていらないと豪語する茜ちゃんだがはてさて?といった所でしたが、おそらくこの答えは「No」でしょう。
 上述したように、本気を出さないと口にする事と実際のパフォーマンスが本気かどうかは別問題というのが理由の一つ。最初に紹介した、一人ならトップアイドル余裕発言も真偽のほどは分かりませんね。くどいようですが、茜ちゃん自身のそうありたいという気概とは別問題です。

他の理由としては





まぁ






その






なんというか






単純に茜ちゃんがプロデューサーを好きすぎるっていう…


…えぇ、今回のメイン、そういう話です。

・隠せない好意は信頼の証?

 こればかりは最初に断言しても構わないでしょう。茜ちゃんはプロデューサーが大好きです。うちの子は俺の事を大好きだ!とかそういうちょっと痛いアレでなく、比喩表現抜きに言葉通りの意味で、です。

 とはいえ、ただの好き好き大好きだと一言で断言というのもまたちょっと違う気がするので、ちょっとずつ順を追って。
 まず、茜ちゃんは以前書いた野々原茜がこんなにも愛しい③でもお話しましたように、周りのお仕事や成果、良かったことを認め素直に褒めたり称えたり出来る子です。それはアイドルの仲間達だけでなく、勿論プロデューサーに対してもそうです。いくつかそんな場面を見てみましょうか。


ようこそ!アイドル学園天国 ベストチョイスNo.3

 はじめてのチョコイベ、アイドル学園での一幕。劇場のアイドル皆が皆何がしかの役割を与えられて、演じる事でドラマの撮影を、というイベントでしたね。最初の内こそ普段通り自信満々に振る舞うものの、おそらく最後に回収する事になろうコミュがこれでした。特別しおらしいわけでも気落ちしているわけでもありませんが、自分がいてくれたから、と言ってもらえるのはなんともほっこり嬉しい一言ですよね。


もっと!輝け!アイドル強化合宿 ベストチョイスNo.1

 茜ちゃんが主役、茜ちゃん茜ちゃんによる茜ちゃんと皆のための茜ちゃん合宿イベントでの一幕。終盤でようやく登場し、ここまでの皆との楽しい思い出を振り返りながらのやり取りです。このイベントどこを切り取っても茜ちゃん尽くしで話したい事ばかりなのですが、ここではそれをしている余裕はないので、このサポートしてくれたプロデューサーを茜ちゃんが労い、ともに喜ぶという点についての紹介とさせてください。

 
熱踏!アイドルカーニバル 左/イベントログインボーナス 右/チョイス成功 No.27

 皆でサンバカーニバルで踊ろうぜイェーイという極道イベント、アイドルカーニバル内から二枚。今となっては象徴の一つと化したジャイアン茜ちゃん人形初出もこのイベントですね。
 左の方はイベント後半になるとキャラを選択すると一日一回アイテムがもらえるログインボーナスのようなアレの時の一幕。やや自分を上に置いているものの、やっぱりプロデューサーを労う事は忘れない。
 右の方は最終段階でのコミュ成功時の一つ。プロデューサーのおかげと感謝の気持ちを告げつつ今現在一緒にいてくれることこそが活力であると言ってくれます。この一枚だけでも、この記事の主題としていた『仕事においてプロデューサーはいなくても良いか』という点に対する一つの答えになる気がしますね。言うまでもありません、いてくれた方が力になるんです。これが当然でありたいものですね。

 こんなところで、茜ちゃんはプロデューサーの仕事を認め、共に進んでいく大事なパートナーと感じている事が分かると思います。勿論これは一例ですので他にも近しい場面はいくつもありますが、いない方がマシだと投げかけるような、これの反証にあたるようなものは無いんじゃないかな?と。

 という事で、お次はプロデューサーが好きすぎる話。
この辺は、親愛度達成演出のやり取りを見ながら話をしていくのが分かりやすいかなと思うのでそのようにしましょう。あ、一つ補足というか蛇足というかにはなってしまうんですが、私は茜ちゃんと他片手で数えられる数人以外に親愛度を上げていないもので、「いや、この子にしたって親愛度のやり取りだけ見たらそりゃプロデューサー大好きに見えるでしょ」って思われてしまったら、すいません私の勉強不足です…。なるべく他の情報も交えながら私がそう感じた理由を書いていくよう努めますので、お付き合いいただければと思います。あくまで大筋を親愛達成のやり取りに乗せる、くらいの感じでどうか。

あ、当然と言えば当然なんですが、この先は親愛度達成の場面ガンガンのっけてるんで、自分で見るんや!!って人はネタバレ注意…です。


・恥ずかしがりや?な感情表現

 さてそれでは早速親愛度100でのやり取り。一番最初に親愛度達成演出として見るのがこの100ですからね、最初だし軽いジャブ程度のものでしょう



とか言ってたらこれですからね。夢見る乙女もびっくり。初速でフルスロットル。ルインズスターか君は。とはいえこの発言を真面目にとらえるなら、これまで茜ちゃんは自身のワガママをここまで聞いた上で付き合ってくれる人間がそう多くはいなかったように思えますよね。もしくは、この"好き"を男女としてではなくただの人間関係としてととらえるパターン。どちらにしても、自身を好意的に受け止めてもらえたことが茜ちゃんにとって嬉しかったという話ですね。
…この発言の後に「はー茜ちゃんモテちゃって辛いわー、許されちゃうからなー、可愛いって…罪ッ!(エコー)」などと幻聴が聞こえるパターンもありますが、この後の親愛度達成の展開を見るにそのパターンではない、はず…です。それはそれでらしいですが。



 ちょっとだけ逸れちゃいますが、関連して。こちらはトップアイドル(一定期間内のゲーム内ファン数上位)達成による会話。ある意味ではエンディングにあたるかもしれない、一つの到達点の極地ともとれるタイミングでのやり取りがこれです。こうして見ると、やはり茜ちゃんのそのままを受け止めてそれをどう外の世界に向けて発信していくかというプロデュースが、こと野々原茜のプロデュースにおいてどれだけ重要なのかと気付かされますね。それが成功への正解ルートという話ではなく、そうすることが茜ちゃんにとって喜ばしい過程であるという話。腕の見せ所ですよ。

では戻りましょう。

次いで親愛度300達成のやり取り



 先述したお仕事において茜ちゃんにとってプロデューサーは必要か?にも繋がるやりとり。当たり前ですが、このゲーム我々プロデューサーがいて仕事を分担して初めてなりたつんですよねっていう…こうしてついアイドルの良いとこ探しみたいな事をしていると、自分じゃない誰かとアイドルのプロデュースと成長の過程を傍から眺めて楽しんでいるような感覚に陥ってしまう時もあって、違うよなーと自戒する事もしばしば。それ自体の否定をするつもりはありませんよ?私がこうありたいってだけの話です。
 逸れました。分担はカンペキ、先導は茜ちゃん。うむ、何も間違ってないな!
なんというか、このくらいの親愛、信頼具合で見えるやり取りとして適当なものだと感じられる秀逸な一幕だと思います。



 400達成。アイドル達にはファン人数という個別のパラメーターが設定されていて、最初が0ではなく1から始まる、それはプロデューサーであり初めてのファンでもあるあなたの事です、というのは、私なぞは始めてそういう風に言われたときに成程…と嬉しくなったものです。それをこういう形で改めて伝えてくれる。嬉しい。好き



 500達成。自身こそがこの世界のムーブメントの中心であると断言するこの自信、そして隣にプロデューサーがいて、世界を我々のものにしようというりゅうおう茜ちゃん。言外に貴方がいたから、を感じ取ってしまえばほら、あなたも茜ちゃんのプロちゃん。
ここまでは順当に互いの信頼関係を強く深いものにしていく様が見て取れますね。



 次いで600達成。…。何やら雲行きが怪しくなってまいりました。お仕事の話が出てこなくなりました。最初の一言二言余計な部分が無ければ素直に喜べそうなものを、言ってしまうあたりが野々原茜。実はこうして彼女云々という話になったのはこの600達成が初めてではなく…



 少し戻りまして、こちらは親愛度200達成のやり取り。これだけ見ればずっとお仕事忙しいからね!はアイドル頑張るよに取れてうんうん、一緒に頑張ろうな…!となれるようなところですが、先の600達成を思い返すにここの本題はもしや前半部分にあるのではないかと推察されるのです。

 例えそれにしたって本来これくらいのやり取りであればオーヨシヨシ可愛いもんだくらいで済むでしょうが、これ以降と言うか、これを除いてこうした
「お前には彼女がいない」
「お前の人生に春が訪れた事は無い」
「これまでいた事もない悲しい人生を送っていた」

「ので茜ちゃんが仕方なく一緒にいてやる」
という旨の発言が兎にも角にも多い。親愛達成とか関係なく、多いんです。お前は俺のなんなのなの。と言う訳でそんな場面を以下に列挙します。



学園ものドラマの撮影で煽り



バレンタイン行事で煽り



夏も煽れば



しまいにゃ自分のファン(プロデューサー含む)まで纏めて煽りだす始末。これまで読んで下さった察しの良い皆さまならお気づきでしょう。えぇ、この類の発言はこれだけじゃ収まりません。とことんまでにこちらの尊厳を貶めてきます。

 プロデューサーにやる気を出して欲しいのか欲しくないのか疑問に感じてしまう発言数々。
これもウザいにかかる部分でしょうか…ただこの手の発言は自身に対しての興味を引く手段としては悪手のように感じますね。流石に茜ちゃんも分かってると思います。プロデューサー以外にも向けた発言としての上部画像のクリスマスのそれも、冗談めかしてる部分が強いように思えます。
 じゃあプロデューサー単体に向けては何故止めないの?結局のところそれはもうプロデューサーが好き過ぎるからに尽きるんですよね。断言しましょう、これはもうただの嫉妬と独占欲です。

 そして野々原茜の生態の特徴として、この情念の炎が密かに燃えあがるとき、ちょっぴり口が悪くなってしまうのです。大変可愛い


甘ふわ♪ショコラハウス ベストチョイスNo.3

百聞は一見に如かず。読んだだけで「でしょー。」の部分が下がり調子なのが脳内再生余裕ですね。茜ちゃん的にはあくまで非モテ陰キャのプロデューサーに救いの手を差し伸べる女神様(という建前)でありたいのだ。


甘いご奉仕!バレンタインキャラバン EXTRAコミュ(グッド、ベストチョイス全達成)

そう、貰えないと分かっていればこうした態度で接してくれるのだ!のだが、結局あげないって言われてますね…。諸行無常



こちらは2016年クリスマスの特別イベントでの一幕。各アイドルごとに、クイズとそれに正解することで貰えるプレゼントアイテムが用意されていた、なかなか手の込んだものでした。そんな中、我らが茜ちゃんとの出合頭の一言がこちら。爆発四散止む無しと思いきや手心を加えて頂いたので、無事クイズへの挑戦権を得る事が出来たのでした。



尚正解して乙女心ならぬ茜ちゃん心への理解を示しプレゼントを頂いてもこのむくれよう。手作りケーキという所がまた…愛い…。
さて、貰いっぱなしと言うのも男が廃るのでこちらからもプレゼントを渡してご機嫌をなおしていただk



ちょろすぎませんか?大丈夫?悪い人に連れてかれない?茜ちゃんは純粋可愛い。いや、物でつられて好きって言われるのもそれはそれでどうなのって話ですけど、これはこれでなんとも、らしくないですかね?

とまぁ、このお口悪い系の発言も例によってあげたらキリがない類の発言なのでこの辺りで…。

おまけに、これが悪態でなく好意全振りになると


2014年 誕生日記念演出より、絆を深める

チョー謙虚な願望。絶対特権主張された感じで独占欲がんがん出てきてます。独り占めしたいお年頃なんですね。他にも


親愛度達成による追加営業セリフ


親愛度達成による追加あいさつ

そう思って読むからそうなのだと言われてしまったらそれまででしょうが、独占欲が滲んで隠せない感じのあれそれ。
結局のところ、茜ちゃんは自分を認めてくれた人に自分をもっと見て欲しいってだけの、誰もがもちうるちょっとした独占欲のコントロールが得意でないってだけの話なのかもしれません。

 ここまでご覧になって下さった根気強いお方なら、納得いただけると思います。茜ちゃん、プロデューサーが大好き過ぎます。
 
 と、こんだけ引っ張って恐縮ですが、これだけ好意を向けてるプロデューサーなんだから仕事も日々の生活も一緒にする方が良いに決まってるじゃん?てとこで今回の結論にしたいと思います。


最後に


親愛900達成



お 前 は 何 を 言 っ て る ん だ 




続きます。





※追記2017/10/22/01:50(書き忘れました)

Precious Days! ミリオンシアターライブ Day3 野々原茜

2017/09/22から始まったPD!編の節目節目のイベント内での発言。
ここまできてグダグダ長ったらしく書くのも野暮だと思うので、上の記事を読んだ上でこの発言を見て色々思う所があったのなら、なんとなく嬉しいですとだけ。







他の記事よりも自分の主観的で多分に希望が含まれてる結論である事は自覚してます…だって、茜ちゃんに好きでいて欲しい…()