野々原茜がこんなにも愛しい⑤



続きました(大声)


 大変ご無沙汰しておりました、改めましてあそうぎです。前回の記事投稿がほぼ一年前な事による申し訳なさと少々の焦りに加えて、今回の武道館ライブを終えて昂る心の衝動に身を任せた結果今回ようやく更新と相成ることが出来ました。…区切りはともかくとして、一度書ききってしまったことでモチベが落ちていた事は否定しません。けどまた書きますよ!今度こそ書きたかった事今思いつく限り書ききりますよ!という事で、お時間のある方はまた私の自分語りに付き合っていただければ幸いです。

 挨拶も最後に恐縮ですが、前回投稿分の「野々原茜が~①-④」までを読んで下さった方々、それをSNS等で投稿・拡散して下さった方々に御礼申し上げます。ありがとうございます。あのような拙い文章ながら、私が想像していたよりもはるかに多くの方に読んでいただけて、戦々恐々としておりました。中には直接読んだよ!と伝えに来て下さった人もいて、緊張半分嬉しさ半分でニヤニヤしてたりもしました。前回の投稿を読まれた方が未だこの文章を読んで下さっているかは分かりませんが…なんと言いますか、またどうぞよろしくお願いいたします、でしょうか。

 そんな訳で、一年前に書こうと温めていた事、この一年で起きた出来事やそれに伴う変化を見て感じた事などなど、書いていこうと思います。ただ飽くまで趣旨は変わらず自身の感情の備忘録につき、多分に主観が含まれます、ご了承ください。そういうのが良いという人もいると聞きました。
 正直なところ、以前までの文章の形式(どこで大文字だとかどこで段落変えて頭の記号はなんだったか、など)を覚えていないもので、①-④からこちらをすぐ読まれると違和感を覚えるかもしれませんが、どうぞご容赦下さいませ…なるべく読みやすいように書くつもりですので…〆_(:3 」∠)_



◎なでなで

 茜ちゃんといえば、という文言も何度目か分かりませんが、これまた茜ちゃんを象徴する言葉とも言える『なでなで』。要は、頭をなでてあげる事ですが、茜ちゃんはこの『なでなで』をされるのが滅法好きな様子で、何かと「さぁ、なでたまえ!」と両腕を広げこちらにねだったり、もしくは「なでて欲しいんだが…?何をやっているんだい…?」という待ちのスタンスを強調してきます。ストレートに自分からなでて欲しいなーとはなかなか言わない。特にプロデューサー相手には言わないのですが、これにもおそらく理由があります(別記事記載)。基本的には「なんだ、君、私をなでたいのか。よかろう、ちこうよれ(意訳)」と、あくまで我々がなでたそうにしているからなでさせてやるのだという態度。さながらお猫様…!こうなった以上我々になでなでする以外の選択肢など存在するはずも無く…さぁ思う様撫でるのです。

・すっごくなでなで


〔R なでなで要求 野々原茜〕/初期

所謂初期Rカード。すべての始まりですね。最初期の頃は、NとHNでは皆宣材写真のような証明写真のような、自己紹介を兼ねた余り面白味もなく無難なものであるため、キャラクターの個性が滲み出ているのはこの初期実装のRくらいでした。そんなアイドル達のファーストインプレッションを強く与えるための最初のカードがこれです。やはりなでなでは原点。これも前述のウザい?要素に少し影響してたかもしれませんね。


〔イベント入賞ボイス〕

こちらは上位報酬となった際のイベントでの入賞時の会話。頑張った我々へのご褒美として撫でても良いよと自らを差し出す茜ちゃん。ご褒美は茜ちゃんだよ!ってことですね。なでなでもチョーなでなでにグレードアップ。頭によぎるはムツ〇ロウさん。自身へのなでなでがそのままご褒美になると考える子、そんなにいませんよね多分。そしてこれは、自分が撫でてもらう事で自分も一緒に嬉しくなっちゃうという一石二鳥の幸せスパイラルなのです。プロちゃんのハッピーはすなわち茜ちゃんのハッピーでもあるのだ!素敵!


〔2015年7月30日 伊吹翼バースデー特設ページ内会話〕


〔2015年12月3日 野々原茜バースデー特設ページ内会話〕

やはり基本的にはおめでたい事があった時に、なでなでしたりされたりが多い印象ですね。こちらはいずれもお誕生日のやり取りから抜粋。麗花とのやり取りに登場する"いつもより""いつものように"という点も百合のお花が咲き乱れそうで気になるポイントではありますが、ここではあまり関係ないので割愛…。


〔出典詳細不明 「最高潮!メトロポリスライブ」 内のどこか?〕

こちらも茜ちゃんをなでなでした一幕。美奈子曰く、子犬みたいとの評ですが、猫と関わりの深い茜ちゃんをして子犬と表現できる美奈子は強者ではないでしょうか。そしてまた我々も、なでられて子犬のような茜ちゃんを容易に想像することが出来るはずなのです。可愛いね。


765プロ全国キャラバン編 シーズン5 あいさつコミュニケーション〕

こちらはアイドルキャラバン編でのご機嫌変動に関わるコミュ。やはり茜ちゃんと言えば、なのかなでなでについての一幕。勿論、どちらを選べば良いかは皆さまお分かりの事と思います。

……

(わしゃわしゃ)





はい、大変失礼いたしました。とはいえ、我々もプロ(ちゃん)です。ここは一つ、しっかりとお気に召すままなでてさしあげましょう。ごろごろ。



という事で(なでなで)を選んで無事成功!…

なんてことはなく。

はい、プレイされてた方ならご存知かと思いますが、これ結果は完全にランダムです。運が悪いとどちらも不正解なんて事もあるようでいやー、まさしく女心だなぁと()
茶番が過ぎました。要するに、ただ頭をなでてもらうといっても、茜ちゃんなりにこだわりがあるみたいです、という話。ちなみに選択に失敗してもご機嫌が下がることはないのでそこは安心。



通称PSL4回目「大成!プラチナスターライブ4th」より(PSLは3回目以降コミュの会話は変更されていないはずですが、一応スクショの時期を参照してこう表記します) 。頭を撫でる、を選んでの左が成功、右が大成功ですね。撫でようとするだけで褒められるパターンと、実際に撫でてとても喜ばれるパターン。大型ライブ直前の緊張を前にこのやり取りですから、相当な癒し効果なのでしょう。二人の間にかたい信頼関係も見えるような気がします。


〔HR 甘えん坊な女の子 野々原茜〕/ 〔HR 茜ちゃんSPプリンサンデー 野々原茜〕を覚醒

これまでと毛色を変えて、こちらは以前紹介した茜ちゃんショップを成功させた直後の茜ちゃん。珍しく、素直になでてほしいと甘えてきています。これまでとのギャップもあってか、愛い奴め…と一層気持ちを込めてなでなでしたくなりますね。

こうしてざっと眺めて頂いても分かるかと思いますが、やはりなでなでについて言及してる場面はなかなかに多いです。

・いつでもなでなで?

ここでちょっとわき道にそれて、私たちの実体験の話をしましょうか。頭をなでてもらう。それこそ誰しも経験のある事じゃないかなと思っています。軽く手のひらを開いてのせてもらう。そのままぽんぽんと叩いてみたり、そっと円を描くように撫でてみたり、少し指を立ててぶっきらぼうにかき回したり。いずれにしてもなんとなく想像がつきますし、そしてそれは、きっと心安らぐ体験である場合が多いんじゃないかなと。
頭をなでさせる、というのは、存外自分に近しい人間でないとやらせたくはないものです。我々は頭が自身の身体にとって大事な部分であることを本能的に知っているはずです、見ず知らずの人間にはそう簡単には差し出せないでしょう。女性やお洒落に気を使う男性なら髪型の乱れを気にしたりもするでしょうか。それでも尚、なでてほしいと口に出せる相手というのは、なかなかいませんよね、きっと。

茜ちゃんの話に戻りまして。こういう感覚って茜ちゃんはじめアイドル達も皆そうだと思います。とりわけ茜ちゃんはその感覚の虜になってしまい、自身へのご褒美としてなでなでを盛んに要求するようになっていった、というところでしょうか。想像の範疇を出ませんが、茜ちゃん一家は親御さんが褒めて伸ばす方針であり、事ある毎に茜ちゃんをなでて褒めて育てていった、という事も考えられますね。ともかく、ここで言いたいのは茜ちゃん褒めてもらったり自分に嬉しい出来事があった時に、なでなでしてほしいという事。…強調するまでもない気がしますが、なでなで要求が個性となっている茜ちゃんでも皆と変わらないんだ、いつでもどこでもやたらめったらなでろなでろ言ってる訳じゃ無いんだぞ、という事でここは一つ。

さて、ここで話題にあげたいのがこちら。

 
左:〔SR どっきりフライト 野々原茜〕 / 〔「恐怖!アイドルドキドキ肝だめし」累積ホラーpt報酬〕
右:〔SR ときにはしょんぼり 野々原茜〕/〔SR どっきりフライト 野々原茜〕を覚醒

こちらはイベント「恐怖!アイドルドキドキ肝だめし」での茜ちゃん。注目したいのは、右側〔ときにはしょんぼり〕での、『こんなときに頭ナデナデしないでよ…。』という発言。あの茜ちゃんからなでなでを拒絶する旨の発言があったという事です。

まず最初に、この「恐怖!アイドルドキドキ肝だめし」というイベントですが、読んで字の如しアイドル達による肝試しです。…要は、脅かす側と探検する側に分かれて、肝試しだーという、学生的なアレです。



こういう感じ。

そして茜ちゃんオバケサイドとして抜擢され、さぁどうやって皆を驚かそうというのが覚醒前、〔どっきりフライト〕のカード。この時点ではまだリハーサルとのこと、自信に満ち溢れ企画の趣旨にそぐう恐怖に、いつもの笑顔を合わせてお届けと、大変"らしい"発言ですね。
ところが、その目論見は(何が原因であるかはさておき)失敗に終わってしまいます。それも察するに本番で、でしょうね。

茜ちゃんは、お仕事を大事にしているはずだ、というのは以前の記事で紹介しました。ふざけてるように見えようが、本人はすごく真剣に、真面目にお仕事に向き合っているんじゃないかと。そんな茜ちゃんが、お仕事の本番で失敗。自分に責任があるとはいえ、本人にとっても大変ショックだったのではないでしょうか。加えて、周りに迷惑をかけてしまった自覚もあるように見受けられます。極端な表現ですが、褒めろなでろの茜ちゃんが「怒らないの?」なんて聞くぐらいです。

…とはいうものの、誰だって失敗して当然ですし、しっかりと反省も目に見えています。原因も自覚できているのなら、今後対処できる見込みもあるでしょう。さぁ、そうなったら私たちプロデューサーが、へこんでしまった茜ちゃんに何を出来るか。慰める事ですね。茜ちゃんを慰めるなら…?きっとこの〔どっきりフライト〕のカードは、そういういきさつのあった一枚なんじゃないかと想像できます。

そうして茜ちゃんを『なでなで』するも、いつものようにごろごろにゃ~んとはならず。むしろ拒絶されてしまいます。あくまで、茜ちゃんにとっての『なでなで』というのは、褒める・褒められる、嬉しい・楽しい出来事があった時の、ご褒美なんですよね、きっと。今、茜ちゃんは失敗して、怒られこそすれ褒められる道理はないんです。その出来事は、誰にとっても嬉しくも楽しくもないはずなんです。そんな時に『なでなで』されても、なんだか複雑なんでしょうね。止めてくれ、嬉しくない、と断言しないのは、おそらくプロデューサーの慰めようとして、という気持ちを少なからず汲み取っているんじゃないかな…と。

私、この茜ちゃんのリアクションが凄く好きなんです。仕事に対する意識とか考え方だとか、なんというか、感情の住み分け方と言うか…「確かに嬉しいけど、今は違う!」って所でしょうか。こういう大人の飴に甘えるのって、絶対楽なんです。許容されてるんですもん。けどそうじゃなくて、しっかり自分と向き合って省みて、今は違うって言える。格好いいですよね。

茜ちゃんのなでなで要求はすごいぞ、という話に加えて、こうしてちょっぴり生真面目な一面もあるんですよっていう話がしたかった、なでなでの項目でした。



続きます。