野々原茜がこんなにも愛しい②



・結局、ウザい?

今まで何の話をしていたか覚えてますか?そう、茜ちゃんがなぜ『ウザい』かって話です。
ここまでで私が何を書いてきたかといったら、「茜ちゃんの主張は強いかもしれないが、それに足るだけの実力も備わっていると見ても良いのでは?」という点です。だからといって強くこちらに行動を見せびらかすような振舞いであったり、度々自身についての主張を繰り返す事が鬱陶しく感じなくなるか、と言ったらそういうわけでも訳でもなく…。

○本題

「ここで本題?今までのはなんだったの?」ごもっともです。とはいえここで私が伝えたいのは、"茜ちゃんがどうしてここまで(あえてこう表記しますが)『ウザく』あろうとするのか(あるいは『ウザい』と感じられてもそれを貫くのか)"という点についての考えです。

先 に私の至った結論から言わせていただけば、野々原茜というアイドルが目指しているのは、他の多くの仲間達と同じく、ファンや周りの皆の笑顔や楽しそうな顔である、という事。そして、その為に何が出来るか何をするのか。それが、究極的に可愛い茜ちゃん自身を見てもらう、という事なのです。

上手いこと言えているか分からないのですが、一つ例を挙げましょう。街中のペットショップであったり、すれ違うおじさんおばさん達の散歩させている犬や我が 物顔で至る所にふんぞり返っている野良猫だったり。そういう、我々が愛玩動物と呼ぶ生き物達に触れると、ちょっぴり幸せな気分になりませんか?元気になりませんか?
もう一つ。我々の世界で実在するアイドルや有名人、普段はテレビで見かけるだけの遠い、だけど元気を分け与えてくれる存在。そんな人たちに、偶然町でばったり会えたりしたら、たまたま自分がいた場所の近くにいた事が分かったら、ちょっぴりテンション上がりませんか?嬉しくなりませんか?

じゃあ、誰よりも何よりも可愛い格好良い素敵でキュートでラブリーな茜ちゃんに会えたら、誰だってハッピーな気持ちになるに決まってるじゃない?だったら、茜ちゃんは誰よりも見てもらえるようにしよう、皆に茜ちゃんはここにいるんだぞ、見て見て!って気付いてもらおう。そしたらほら、きっと皆幸せだよね!…多分、茜ちゃんがやろうとしてることって、こういうことなんじゃないかなと私は思っています。誰よりも目立って、誰よりも誰かの近くに感じていて欲しい存在になろうとしてるんじゃないかな、と。

先に紹介した茜ちゃんショップの話に少し戻ります。茜ちゃん人形がありましたね。ただ以前にでたカードの中からグッズとして出しやすい要素だったから、たまたま商品として採用した…大いにある話だと思いますが、あえてそうでないと考えてみましょうか。自身を象ったものを手元に置いておいて貰う事で、近くに会いに行けるイベントが無い時やテレビ出演が少ない時でも、少しでも長く茜ちゃんを身近に感じてもらうためだったら。グッズだってそうですよね、その時のお仕事・イベントの思い出をありありと想起させます。例え会えなくたって、いつだって貴方のそばにいてあげる、だから少しでも元気出してね。そんな風に捉えても良いのではないでしょうか。…どれだけ健気なんだって話じゃないですか。

途中チラと触れた、妙に上から目線な言動、というのもこれだけの絶対的な自信があればこそ、とは考えられないでしょうか。あるいは、お隣の世界レベルさんよろしく大言壮語を口にすることで自らを鼓舞しつつ夢の実現へ向けて着実にステップアップしていくための布石、と考えるのも面白いかもしれません。まぁただの生来の性格だから仕方ないと考えても良いですね…これはまだゲーム内でも殆ど触れられていない家族構成やプライベートの過去などのバックボーンを妄想するきっかけに出来そうです。

さて、ここで紹介したいのが、茜ちゃんの持ち歌です。彼女のソロとして自分の歌は「Heart♡ デイズ・Night☆」「プリティ~~~ッ→ニャンニャンッ!」の二曲があります。
こ こで取り上げたいのはLIVE TH@TER HARMONY04 クレシェンドブルー に収録の「プリティ~~~ッ→ニャンニャンッ!」です。先日のMILLION LIVE 3rd ライブツアー 大阪公演 Day2 にて初披露となり印象に新しい方も多いのではないでしょうか。
私はこの歌は、茜ちゃんの"アイドル野々原茜"としての在り方、みたいなものを伝えてくれている歌なのではないかと思っています。是非ともCDを買って曲をフルサイズで聞いて歌詞を一文一文噛み締めて読んで触れていただきたい所なのですが、それじゃあ紹介にならないのでここでは一部歌詞を抜粋・紹介します。※問題があった場合この項目は即刻消去いたします。
『そんなに凹んでいるんなら、凸撃しちゃうよ!落ち込むヒマあげないんだ!』『YES! YES! I'M NEAR NEAR YOU! ずうっとね、そばにいて ウザいくらいにね、 つきまとっちゃうんだ♪』
『カワイクしちゃうのはいつだって あなたのことをリラックスさせたいから』
『楽しいのは一緒にいるからなんだよ、わかったかな?』
『ねぇねぇねぇCALL MY NAME! NEAR NEAR NEAR YOU, ALWAYS!!』
プリティ~~~ッ→ニャンニャンッ!/作詞:松井洋平/LIVE THE@TER HARMONY 03 クレシェンドブルー

… 如何でしょう。これで一部ですが、こうした考え方が野々原茜の一番の魅力だと私は確信しています。「名前を呼んで!いつだってそばにいたげる! 一緒ならきっと楽しいよ!だから、笑って!!」って、いつだって楽しげに、最高の笑顔であんなにも素敵な子が寄り添ってくれるんです。最高じゃないですか…!

今更の紹介になってしまいますが、茜ちゃんは自身のイメージを猫と重ねています。上述の猫耳メイド然り、プリニャン(プリティ~~~ッ→ニャンニャンッ!の 略)の歌詞然り。他にも猫要素を盛り込んだイベント衣装であったり、周年ライブでのポージングなどもネコネコカワイイものだったり。多分、気紛れだったり、「お猫様」なんて言われる位の不遜とも気高いともとれる態度だったり、ナデナデだったり、その他諸々…色々な部分で茜ちゃんなりにシンパシーを感じるところがあったのではないでしょうか。それともたまたま初イベントでお仕事として猫要素を取り入れたのがしっくり嵌まって以来、でしょうか。はたまたアイドルとして活動する以前からの猫好きであったり、自宅で猫と暮らしていたりしたのでしょうか。この辺りは私もまだまだ考えていて楽しい部分です。勿論私がうっかり見逃してしまった会話やコミュなどで言及されているのかもしれませんが…。ともかく今となっては茜ちゃん≒猫アピールという関係は切っても切り離せないものとなっているよう感じます。

こうした理由から、なんて表現だと学術レポートみたいで固いですが、こういう面を見たことで私は、茜ちゃんがこうした『ウザい』振舞いをするのは、≪自分に気付いてもらうため、そして一緒に幸せで楽しい気持ちになってもらうため≫なのではないかな、と考えています。…と、結論付けて一旦はこの『ウザい』?についての項目の締めとしたいと思います。







最後に一枚。



イベント:甘いご奉仕!バレンタインキャラバン、フィーチャリングより



続きます